G20環境大臣会議 「核のごみ」枠組みの設立で合意[2019/06/17 08:00]

 長野県軽井沢町で開かれていたG20エネルギー・環境大臣会議が閉幕し、原発から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分を議論する国際的な枠組みの設立で合意しました。

 世耕経産大臣:「世界の主要な原子力利用国の政府が参加する、最終処分国際ラウンドテーブルを初めて立ち上げる」
 「核のごみ」の最終処分を巡っては、スウェーデンやフィンランドで処分地が選定されていますが、その他の国では決まっていません。会議では各国の政府や研究機関が最終処分の実現に向け、知見の共有や研究協力などを議論する枠組みの設立で合意しました。初回はアメリカや中国など原発を持つ10カ国以上が参加し、10月中旬にパリで開かれる予定です。

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