円高進み緊急会合 財務省・金融庁・日銀で対応確認[2019/06/21 20:48]

 約半年ぶりとなる円高の進行を受けて、財務省、金融庁、日銀が緊急会合です。

 21日午後4時半から財務省、金融庁、日銀の幹部らが集まり、緊急で会合を開きました。3者会合は、市場が急変した際などに今後の対応などを確認する場として不定期で開催されます。為替市場では21日、約半年ぶりに1ドル=106円台に迫る円高になっていました。
 財務省・浅川雅嗣財務官:「(為替は)やや神経質な動きが見られたとの評価をしました。過度な変動や激しい動きがあれば対応するという基本的なスタンスには全く変わりありません」
 また、浅川財務官は来週に日本で予定される米中首脳会談について、「市場が安心できるような環境が整うことを心の底から期待している」と述べました。

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