サムスン幹部が日本企業と協議 日韓関係悪化を懸念[2019/07/10 12:11]

 来日中の韓国・サムスングループの事実上のトップが日本のメガバンクなどと協議を行い、韓国国内の不買運動などで日韓関係がさらに悪化することを危惧していたことが分かりました。

 サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は、日本政府が韓国への半導体の材料などの輸出規制を強化した後に来日しました。協議に同席した関係者によりますと、李副会長は半導体の材料の輸出規制の問題より8月15日を前に韓国国内で日本製品の不買運動や反日デモなどが広がり、日韓関係がさらに悪化することを懸念していたということです。李副会長は11日にも韓国に戻るとみられ、日本企業との協議などを進める方針です。

こちらも読まれています