輸出規制巡る日韓会合 経産省「反論会見」で釈明も[2019/07/14 06:44]

 日本が発動した輸出規制を巡る日本と韓国の事務レベル会合について、経済産業省が韓国側の説明に反論する会見を開きましたが、釈明の場となりました。

 経産省貿易管理課・岩松潤課長:「(Q.『撤回』という趣旨は入っている理解か?)(議事録に)撤回という2文字が確認できなかった。韓国側から意見は言われたが、確認できていない」「(Q.(韓国側の『物流への懸念』発言)ありませんでしたと明確に言っていたが?)そこの点については訂正する」「(Q.あったかなかったかについて答えない方が混乱がなかったのでは?)その点についてはおわびする」
 経産省は、輸出規制を巡る日本と韓国の会合で韓国側が「撤回を求めた」と説明したことに反論する会見を開きました。そのなかで、韓国側が「世界の流通に悪影響を及ぼす」と懸念を示していたことが明らかになりました。また、韓国側が24日までの協議開催を求めたことについても、一転その事実を認めました。経産省は、「両国で取り決めた対外説明の範囲に入っていなかったので、発表しなかった」として、約束違反だと韓国側に抗議しました。

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