かんぽ生命の不適切販売 全契約2900万件確認へ[2019/07/15 11:56]

 「かんぽ生命」と「日本郵便」は顧客が不利益になる保険を販売していた問題を受け、すべての契約者に契約内容の確認を行うことが分かりました。

 かんぽ生命は10日、約9万3000件の保険について、顧客が不利になるような不適切な販売が行われた疑いがあるとして謝罪しました。顧客からの問い合わせなどが相次ぐなか、かんぽ生命と販売を請け負う日本郵便は約2900万件に上るすべての契約について、契約内容が顧客の意向に沿っているかなどの確認をする方針です。日本郵便はすでに全国の郵便局に通達をしていて、不適切な契約があった場合には保険料の返還など必要な対応を取るということです。

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