経団連フォーラム 米中摩擦や対韓国輸出規制に懸念[2019/07/19 00:52]

 経団連の夏季フォーラムが2日間の日程で始まり、米中貿易摩擦などの国際情勢や人材の育成などの課題が議論されました。

 会議の冒頭、病気療養中で欠席した中西会長から「社会保障と財政再建はとりわけ大きな課題で、イノベーション抜きにしては解決策が見いだせない難しさがあり、経済界が力を発揮すべき」というメッセージが寄せられました。国際情勢に関する議論では米中貿易摩擦や韓国への輸出規制強化の問題などについて懸念の声が上がりました。また、デジタル時代の人材育成を巡っては今後、AI(人工知能)に職を奪われ、非正規雇用が増えることでさらに格差が拡大するとして読解力をつける教育の重要性が議論されました。

こちらも読まれています