「電気飛行機」実現へ始動 主導権握りたい日本企業[2019/07/25 12:27]

 電気で飛ばす飛行機を日本の技術で実現しようという動きが始まりました。

 経済産業省では25日、アメリカの航空大手「ボーイング」の幹部と電池などに強みを持つ日本企業が集まって電気飛行機の実現に向けた協議が行われています。電気飛行機はエンジンを使わないため二酸化炭素を排出せず、音も静かです。ただ、電気で飛行機を飛ばすには機体を今まで以上に軽くしたり、バッテリーも大容量で上空の低温に耐える必要があります。経産省としては100人以上乗れる電気飛行機の2030年代の実用化を見込んでいますが、今後、日本企業が主導権を握って開発に関われるかが焦点になります。

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