駅改札と携帯のデータで混雑緩和の道案内システム[2019/07/29 23:34]

 来年の東京オリンピックで予想される駅の混雑を緩和するため、東京メトロとNTTは共同でデータを解析して道案内を行います。

 東京メトロ・山村社長:「東京2020大会では、国内外から多くの観戦者が東京を訪れることが見込まれます。当社とNTTは混雑緩和、円滑な輸送の提供の実現に向け、交通需要の予測見える化、情報発信により比較的混雑していないルートのご利用を案内する」
 両社が新たに開発するシステムは、東京メトロの持つ改札の入退場のデータとNTTグループが携帯電話から得る人の移動データを合わせて駅周辺で混雑する場所や時間帯を予測します。NTTの澤田社長は「人の動きをリアルタイムでとれるので、電車や駅でどの出口から出るのが良いかアナウンスできる」と説明しました。今後、実証実験の検討を行って東京オリンピックまでには実用化する方針です。

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