政府が来年度予算の基本的な方針を決定[2019/07/31 23:26]

 政府は来年度予算の基本的な方針を決定し、消費税対策は行う一方で歳出削減を進める考えを強調しました。

 麻生財務大臣:「令和2年度の予算におきましても、経済再生と財政健全化の両立を図るために、本格的な歳出改革をさらに進めていきたいと考えております」
 来年度の予算では今年度に引き続き、消費増税対策として「臨時・特別の措置」を行います。具体的には国土強靭(きょうじん)化のための工事や住宅購入者に最大で50万円を支給するすまい給付金のほか、マイナンバーカードにためて使う「自治体ポイント」の拡充などが検討される予定です。一方で、年々増える社会保障費については高齢化に伴う自然増を5300億円程度と見込みつつも、給付と負担の見直しで大幅な削減を目指します。

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