東電 福島第二の廃炉に約4100億円[2019/07/31 23:20]

 東京電力は福島第二原発の廃炉に関する費用として、約4100億円を見込んでいると明らかにしました。

 福島第二原発を巡っては、東電が去年6月から廃炉に向けた検討を進めてきましたが、取締役会で正式に廃炉することが決まりました。東電は廃炉に関わる費用として、4098億円を見込んでいると明らかにしました。原発や使用済み核燃料、未使用の燃料の解体費用などが含まれています。ただ、敷地内に立てる中間貯蔵施設の費用は含まれていないため、総額はさらに増える可能性があります。東京電力は福島第一原発の廃炉や補償などにかかる22兆円のうち、16兆円を負担することがすでに決まっています。

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