物流業界人手不足…ロボット開発企業に10億円出資[2019/08/02 00:43]

 物流業界が人手不足のなか、政府系ファンドのINCJは人と一緒に動きながら配送の効率を上げるロボットを開発する企業に約10億円を出資すると発表しました。

 経済産業省が所管する政府系ファンドのINCJは、特許や先端技術による新事業やベンチャー企業の有望な技術などに投資しています。物流業界の人手不足が深刻化するなか、配送を効率化するロボットを中国の企業と共同で開発するGROUND社に約10億円を出資すると決めました。開発中のロボットはカメラやレーザーで位置情報を把握し、目的の品物の位置まで移動して必要な個数などを表示します。人は最終的に品物を取り出すだけで済み、出荷に掛かる手間を減らせます。今年中の発売を予定しています。

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