リクナビ 学生の「内定辞退予測」を企業に提供[2019/08/02 12:15]

 大手就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアは、学生の同意が不十分なまま内定辞退の可能性を示すデータを企業に提供していたとしてサービスを一時、停止したと発表しました。

 企業向けサービス「リクナビDMPフォロー」は、リクナビに登録した学生のサイトの閲覧頻度などから内定辞退の可能性を人工知能で判定し、その結果を去年3月以降、合わせて38社に提供していました。リクルートキャリアは「データは採用の合否判定に使用しないという企業だけに提供していた」としていて、「より分かりやすい説明方法を検討し終えるまでサービスは一時、停止にする」と発表しました。政府の個人情報保護委員会からは「プライバシー保護の表現が伝わりにくい」と指摘されていました。

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