“日の丸液晶”ジャパンディスプレイが債務超過[2019/08/10 01:07]

 経営再建中の“日の丸液晶”企業「ジャパンディスプレイ」は大幅な赤字で債務超過に陥りました。

 ジャパンディスプレイ・菊岡稔常務:「資本注入を有効に使いながら債務超過を脱却することを目指している」
 政府系ファンドのINCJが出資するジャパンディスプレイの今年4月から6月までの決算は、スマートフォン向け液晶パネルの売り上げが低迷するなどして833億円の最終赤字となりました。また、借金が資産を上回り、初めて772億円の債務超過となりました。ジャパンディスプレイは中国と香港のファンドから金融支援を受ける予定ですが、支援者との会見が急きょ中止になるなど再建への道はいまだ不透明です。

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