島根銀行とSBIホールディングスが資本業務提携へ[2019/09/06 23:33]

 島根銀行とネット金融大手のSBIホールディングスは資本業務提携すると発表しました。地方銀行には厳しい経営環境が続くなか、ネット金融と提携して収益力を高める狙いです。

 島根銀行は総額25億円の出資とSBIが指名する役員を受け入れます。出資後のSBIグループの議決権比率は34%で筆頭株主になります。資金運用のノウハウや営業コストの削減の支援も受け、収益力を高める方針です。長引く低金利と人口減少で地銀の経営環境は厳しさを増しています。こうしたなか、SBIホールディングスは全国の地銀と資本提携を進める方針を掲げていて、今回がその第1弾となります。SBIは今後も地銀との提携を進める方針で、今回の提携が地銀再編の呼び水となる可能性があります。

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