“もったいない野菜”を新幹線で出荷!お得に食卓へ[2019/09/11 20:36]

 味は良いのに形が悪くて市場に出ない「もったいない野菜」を格安で食卓に届けます。福島の朝採れ新鮮野菜が午後には東京駅に。スピード出荷を可能にしたのは新幹線でした。

 多くの人たちが詰め掛けているのは東京駅構内に設置された福島県産の野菜コーナー。キュウリが1本50円。さらにナスは1袋200円。ピーマンは1袋150円です。通常価格の2割ほど安くなっているという野菜。実は、おいしくても見た目が悪いなどの理由で捨てられてしまう、いわゆる「もったいない野菜」です。しかし、なぜ福島で規格外とされ廃棄へ向かう野菜が東京駅で安く売られているのでしょうか。その答えは新幹線にありました。
 11日午前5時半から収穫されたキュウリ。天気などによって大きく左右されますが、5%が廃棄となります。もったいない野菜は産地から販売場所まで運ぶコストがネックになり、捨てざるを得ないのが生産者の悩みの種でした。そこで考え出されたのが新幹線による直送。既存の交通網を活用することによって余分なコストがかからずに済み、1時間40分後には郡山駅から東京駅に到着しました。新幹線を活用することにより、当日朝に収穫された野菜を新鮮なまま安く提供できるのです。
 また、新幹線を使って直送されてきた野菜は直売だけでなく駅構内にあるレストランでも活用します。パエリアが名物のお店「VOLPUTAS 東京駅グランルーフ店」ではもったいない野菜をたっぷり使ったメニューを1日20食限定で出しています。