原油生産の一部停止受け 菅原経産大臣が談話発表[2019/09/17 01:44]

 サウジアラビアで起きた石油施設への攻撃で原油の生産が一部停止していることを受け、菅原経済産業大臣は「必要があれば備蓄を放出する」との談話を発表しました。

 サウジアラビアでは今回の石油施設への攻撃で、一日の石油生産能力の約半分が停止しました。原油の先物市場では生産量が減るとの見方から価格が急上昇しています。これを受け、菅原大臣は「必要があれば備蓄の協調放出などを通じて必要な供給量を確保していく」との談話を発表しました。さらに、菅原大臣は「日本は国内の消費量の230日分を超える備蓄を確保している」として当面、石油不足にはならないことを強調しました。

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