驚きの映像合成や遠隔操作で微細な動き 最新技術展[2019/09/18 15:25]

 センサーとカメラを駆使して映像と現実が融合する最新技術の展示会が開かれました。

 ソニーは、センサーとカメラを生かした最新の技術を披露する「テクノロジー・デー」を初めて開きました。「モーションキャプチャー」と呼ばれる技術では頭と腰と手足の6カ所にセンサーを着け、人工知能が体全体の動きを計算して実際の映像に合成されます。また、映画などのセットを壊した後でも役者だけで撮り直すことができる映像の合成技術も展示されました。スマートフォンで見ると、ライブ映像の中でダンサーが踊っているように見えます。人の手では扱えない小さなものをロボットの遠隔操作で扱う技術は、医療や介護での活用が期待されています。ソニーは、初の展示会で「他の会社や大学などとの協力や人材確保につなげたい」としています。

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