午前終値は2万1337円 平均株価、一時500円超値下げ[2019/10/03 12:25]

 3日の東京株式市場は大きく値下がりして、日経平均株価は一時、下げ幅が500円を超えました。

 (経済部・進優子記者報告)
 1カ月ぶりの安値となったアメリカ市場の影響を受ける形となりました。日経平均株価は、2日より440円安い2万1337円で午前の取引を終えています。2日のニューヨーク市場で、アメリカとEU(ヨーロッパ連合)の貿易摩擦の懸念の広がりや民間が発表した全米の雇用報告が予想を下回ったことを受け、ダウ平均株価の下げ幅は一時、600ドルに迫りました。これを受けて、東京市場でも世界的景気悪化の懸念から一時、500円を超す下げ幅となりました。市場関係者は日本時間の3日夜にはアメリカの非製造業の景気を示す指標が発表されるため、警戒感が高まっていると指摘します。

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