火災保険料値上げの見通し 自然災害相次ぎ支払い増[2019/10/05 12:06]

 台風の被害などで保険金の支払いが増えたため、火災保険料が引き上げられる見通しであることが分かりました。

 関係者によりますと、損害保険各社で作る「損害保険料率算出機構」は火災保険料の目安となる参考純率を引き上げる方向で検討を進めています。去年、関西を直撃した台風21号など自然災害が相次いで保険金の支払いがかさんだためで、住宅向けで平均5%引き上げる案が浮上しています。保険料率算出機構は7日に引き上げを決めてその後、金融庁に届け出る方針です。引き上げは2年連続で、これを受けて損害保険各社の火災保険料も値上げされる見通しです。

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