景気調査 増税直前に駆け込み消費多 増税後減少[2019/10/09 10:04]

 内閣府の9月の景気調査で、家電や宝飾品を中心に増税前の駆け込み消費があったことが裏付けられました。

 タクシーの運転手や商店街で働く人などの景気の実感を示す景気ウォッチャー調査で9月の現状判断指数は「46.7」と発表され、前の月を3.9ポイント上回り、2カ月連続で改善しました。調査は増税直前の先月25日から30日に行われ、消費増税直前に家電量販店やデパートで駆け込み消費があったとの回答が多くありました。一方、西村経済再生担当大臣は今月1日から6日まで日用品などの売り上げが前の年に比べて11%減少していることについて、増税後の景気の落ち込みを注視していく考えを改めて示しました。

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