諮問会議 医療費抑制で約13万床の病床削減を提案[2019/10/29 07:22]

 政府は経済財政諮問会議を開き、今後の医療費の伸びを抑えるため全国で約13万床の病床を削減することが提案されました。

 安倍総理大臣:「高齢化の進行を踏まえ、時間軸を見据えてスピード感を持って取り組む。そして、限られた財源を賢く活用し、国民生活の質の向上を図ることが重要なポイントです」
 経済財政諮問会議では団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年度を控え、医療費を抑制しつつ、地域の医療や介護の体制を維持するためには全国で病床の数を約13万床減らすことが必要だという意見が出ました。具体的に進めたいのは、リハビリ向けの病床への転換や在宅介護への切り替えです。そのほか、ジェネリックを定着させて医療費をさらに削減する必要性も議論されました。

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