近大がウナギの人工孵化に成功 来年春には…[2019/11/01 18:45]

 今度はウナギの完全養殖を目指します。

 近畿大学はニホンウナギの人工孵化(ふか)に成功し、稚魚の飼育期間が50日を超えたと発表しました。ニホンウナギは養殖に使う稚魚の激減が大きな問題になっていますが、その生態に謎が多く、特に稚魚の時期の飼育は非常に難しいとされています。近畿大学では独自の餌(えさ)のやり方などで稚魚を育てていて、早ければ来年の春にも養殖が可能な大きさにまで成長するということです。近畿大学はクロマグロの養殖で知られますが、ニホンウナギの完全養殖が実現するのに「あと少なくとも4年はかかる」としています。

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