NTTが災害時の電力供給整備へ 蓄電池と独自送電網[2019/11/12 20:27]

 NTTは今後6年間で合わせて6000億円を投資して全国で蓄電池を設置し、災害時に近隣の病院や工場などに電力を供給できる体制を整備すると発表しました。

 NTTグループは固定電話の利用減少などで余裕のできた自社ビルのスペースを活用して全国約7300カ所に蓄電池を設置します。また、災害などで停電が起きた場合に近くの病院や工場などに電力を供給できるよう独自の送電網を整えることも検討しています。大手電力会社以外で自前で電力網を整備する動きは珍しく、これを活用すれば太陽光発電などの電力をその地域で消費する「地産地消」にもつながる可能性があります。

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