今年度の税収 麻生大臣「想定を下回る可能性ある」[2019/11/19 23:38]

 麻生財務大臣は今年度の国の税収について、当初の想定を下回る可能性があるとの認識を示しました。

 麻生財務大臣:「少なくとも現在、62兆を大幅に増えていくなんて話ではなくて、それを下回る可能性は十分にあり得るだろうなと思っている」
 政府は今年度の一般会計の税収として過去最高となる約62兆5000億円を見込んでいますが、今年4月から9月までの税収実績は約16兆7000億円で、予算に対する進捗(しんちょく)は26.7%となっています。アメリカと中国の貿易摩擦の影響などで企業収益が悪化し、法人税収が低迷していることなどが要因です。また、麻生大臣は税収が不足した場合に国債を発行するかについて「今の段階で税収額が分からないので、対応策も分からない」と述べています。

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