10月の全国のスーパー売上高は9751億円余りで前の年の同じ月に比べ4.1%減少し、2カ月ぶりのマイナスとなりました。
日本チェーンストア協会によりますと、10月は消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減や台風などの天候不順の影響で売り上げが落ち込みました。また、11月も衣料品や住宅関連の商品は売れ行きが伸びていないということです。前回、2014年4月の消費増税時はプラスに転じるまで1年かかっていて、井上専務理事は「反動減だけでなく消費者心理の冷え込みや日常消費の弱さを反映していて、小売りとしては厳しい局面が続くのではないか」との懸念を示しました。
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