日産 新型車“連続投入”で業績回復目指す[2019/11/24 14:32]

 業績の低迷が続く日産自動車が来年度、5車種前後の新型車を投入するなどして経営の早期立て直しを図ることが分かりました。

 関係者によりますと、日産は来年度、先月の東京モーターショーで初公開した大型SUV(スポーツ用多目的車)タイプで4輪駆動の電気自動車「アリア」など5車種前後の新型車を投入します。また、2021年度以降には、エンジンで発電してモーターで走る独自のハイブリッドシステム「e−POWER」を搭載した車を中国など海外で展開します。日産は去年11月にゴーン前会長が逮捕されて以降、軽自動車「デイズ」をフルモデルチェンジした以外に新型車を出していません。今後、新型車の連続投入で、ブランドイメージの回復と大幅に落ち込んだ業績の早期回復を目指します。

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