国連の会議で地球温暖化対策が話し合われているなか、梶山経済産業大臣は石炭火力発電を今後も維持する方針を示しました。
梶山経済産業大臣:「石炭開発、化石燃料の発電所というものは選択肢として残しておきたい」
梶山大臣は石炭火力発電を維持したうえで温室効果ガスを減らすために「技術開発を進めていく」と強調しました。2日にスペインのマドリードで開幕した国連の会議「COP25」では地球温暖化対策が議論されていて、世界の平均気温の上昇を産業革命から2度以内、できれば1.5度に抑えることを目標に掲げています。国連の報告書では日本が温室効果ガスを大量に排出する石炭火力発電を続けることに批判的な意見も出ています。政府は石炭火力について2030年も26%程度、利用することを掲げています。
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