年功序列の賃金制度は「時代に合わない」 経団連[2020/01/22 00:05]

 経団連は今年の春闘で経営側の指針となる報告書を発表し、年功序列の賃金制度など日本型雇用について「時代に合わないケースが増えている」と指摘しました。

 経団連が発表した「経営労働政策特別委員会報告」では新卒の一括採用や終身雇用、年功型の賃金といった日本型雇用制度について「時代に合わないケースが増えている」と指摘しています。また、「優秀な若年層や高度人材、海外人材の獲得が難しくなっている」として、見直しの必要性を強調しました。また、基本給を上げるベースアップは容認する方針を示す一方で、賃金のうち役割や業績に応じた割合を増やすことが適切だとしています。

こちらも読まれています