日本交通とDeNA タクシー「配車アプリ」統合へ[2020/02/05 06:16]

 タクシー大手の「日本交通ホールディングス」とIT大手の「DeNA」がタクシーの配車アプリの事業を統合すると発表しました。

 配車アプリはスマートフォンで乗車場所などを伝えると近くのタクシーが配車される仕組みです。日本交通側は全国約7万台のタクシーの配車アプリ「ジャパンタクシー」を運営しています。一方、DeNAは東京や大阪などで約3万5000台を展開する「MOV」というアプリを運営しています。両社はこのアプリ事業を4月に統合することで合意しました。当面は2つを存続させますが、将来的には利便性の高い1つのアプリに統合する方針です。配車アプリは業者間の競争が激化していて、両社は事業統合でコストを削って収益力を高める考えです。

こちらも読まれています