経営改善狙う日本郵政 不動産事業を強化へ[2020/02/11 06:24]

 かんぽ生命による保険の不適切な販売問題を受けて立て直しを進めている日本郵政は、経営改善に向けて不動産事業を強化する方針を示しました。

 日本郵政・増田寛也社長:「経営の多角化を図る必要があり、日本郵政でいうと不動産による利益を増やしていきたい」
 一連の不祥事を受けて、金融庁はかんぽ生命と日本郵便に新規の保険販売の停止を命じています。販売再開までの期間が長引くほど保険料収入が減って経営への悪影響は大きくなる見通しです。こうしたなか、日本郵政の増田社長は不動産事業による利益を増やしたいという考えを示しました。また、企業買収などで新たな事業領域を開拓して経営の柱にするなど、投資戦略を進める考えも示しました。

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