東証全面安 NY急落で市場動揺「コロナ恐慌だ」[2020/02/28 12:03]

 新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が広がり、ニューヨーク市場で株価が過去最大の下げ幅となったことを受けて、日経平均株価も700円以上の急落となっています。

 (経済部・村上晃一記者報告)
 世界規模での感染拡大に、市場の動揺は収まる気配がありません。東京市場は全面安の展開となっています。28日午前の日経平均株価は、27日より763円安い2万1184円で取引を終えています。アメリカで感染拡大への懸念が高まり、27日にニューヨーク株式市場ではダウ平均株価が史上最大の下げ幅を記録しました。この流れがまたも東京市場に波及しています。あるベテランの市場関係者は「このままでは後の世に『コロナ恐慌』と呼ばれる」と危機感を募らせています。こうした不安定な株価の動きは、新型コロナウイルスの感染者が世界レベルで減少するまで続くとみられています。

こちらも読まれています