内閣府 景気の基調判断 6カ月連続で「悪化」[2020/03/07 07:14]

 1月の景気動向指数が発表され、景気の基調判断が6カ月連続で「悪化」となりました。新型コロナウイルスの影響はまだ見られないとしています。

 内閣府が発表した1月の景気動向指数で、景気の現状を示す指数は4カ月ぶりに上昇しました。自動車などの生産が伸びたほか、マイクロソフトの基本ソフト「Windows7」のサポートが終了したことでパソコンの販売が伸びたということです。しかし、景気の基調判断については景気後退の可能性が高い「悪化」に据え置きで、6カ月連続となりました。感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響はまだ見られないとしていますが、影響が表れる2月以降、基調判断が「悪化」から改善するのは難しいものとみられます。

こちらも読まれています