新型コロナで調査 “自分が患者に”意識不十分[2020/04/05 18:41]

 自分が感染した時の対応を具体的に準備している人は約4割にとどまっていることが東京大学医科学研究所のグループの調査で分かりました。それによりますと、「大規模なイベントに行かない」「こまめに手洗いをしている」と答えた人は85%以上で、密閉・密集・密接のいわゆる「3つの密」を避ける行動を取っていると答えた人も80%に上りました。一方、「体調が悪化した時の相談先や移動方法を準備している」と答えた人は約40%に、「高齢者との接触を避ける」と答えた人は26%にとどまりました。調査した研究グループは「自分も患者になるかもしれないという意識が根付いていない」と指摘しています。

こちらも読まれています