“緊急事態宣言”翌日に都心訪れた人 7割減[2020/04/11 06:15]

 緊急事態宣言の翌日に東京都心を訪れた人は新型コロナの感染が広がる前に比べて、夜間では約7割減ったことが分かりました。

 ヤフーは利用者から同意を得た位置情報を活用して、緊急事態宣言の翌日8日に東京・千代田区、中央区、港区に区の外から訪れた人の数を推計しました。それによりますと、夜間に銀座のある中央区や千代田区を訪れた人は感染が広がる前の2月上旬と比べて7割以上減り、港区ではほぼ半減しました。また、朝の時間帯でも6割前後、減少していて、緊急事態宣言を受けて出社や買い物を控える動きが広がったとみられます。一方、宣言の対象になっていない名古屋市中区では、夜間の人出の減少は約4割にとどまりました。政府は人の接触を最大8割減らすという目標を掲げていて、この週末の動向が注目されます。

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