ヤフー人出データ 東京の住宅地は3割減[2020/04/21 00:11]

 ヤフーはこの週末、都外から東京の杉並区や練馬区など住宅地の多い地域に訪れた人が去年に比べて3割減にとどまったというデータを公表しました。

 ヤフーは利用者から同意を得た位置情報を活用し、全国の県庁所在地などを訪れた人の数を算出しました。それによりますと、緊急事態宣言が全国に拡大されて以降、初めての週末となった18日と19日に東京・千代田区や港区を訪れた人は前の年の同じ時期の週末に比べて約6割程度、減少しました。一方、杉並区や練馬区など住宅地の多い地域では3割減にとどまりました。全国では沖縄で7割減、京都で5割減と観光地に行く人が減っていますが、その他の多くの都道府県では4割程度の減少にとどまっています。政府は人と人との接触を7割から8割削減するよう求めていますが、このデータでは目標からほど遠い実態が明らかになっています。

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