リーマン以来の景気“悪化”「これ以下を知らない」[2020/04/23 20:01]

 約11年ぶりに「悪化」という言葉が使われました。

 23日午後に発表した月例経済報告で、政府は今月の景気判断について「急速に悪化しており、極めて厳しい状況にある」という認識を示しました。景気判断に「悪化」の言葉が入るのはリーマンショック以来、10年11カ月ぶりです。個人消費が「感染症の影響により急速に減少している」としたほか、輸出や生産など6つの項目で下方修正しました。景気の基調判断も「急速に悪化」としていて、関係者は「これより低い判断は知る限りない」と話しています。

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