倒産7年ぶり1万件超の見通し 休廃業も2万5000件に[2020/05/20 10:43]

 民間調査会社の調べで、新型コロナウイルスの感染拡大による企業の倒産件数が7年ぶりに1万件を超える見通しとなっていることが明らかになりました。

 帝国データバンクによりますと、今年1月から4月の倒産件数は2800件を超えていて、このペースで推移すると年間で1万件を超える見通しだということです。また、経営者が自主的に事業を畳む「休廃業」も増加傾向にあり、年間で2万5000件に達する見通しだとしています。こうしたなか、「うどんすき」で知られる「東京美々卯」が関東で展開する6店舗すべてを閉店することが分かりました。外出自粛などの影響で売り上げが落ち込んでいて、事業の継続が困難だと判断したということです。ただ、「現時点で資金繰りに困っているわけではない」としています。

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