4月の外食産業売上高 約4割減 過去最大の減少幅[2020/05/26 06:19]

 4月の外食産業の売上高は前の年の同じ月に比べて約4割減少し、過去最大の減少幅となったことが分かりました。

 日本フードサービス協会によりますと、4月の外食産業の売上高は緊急事態宣言による営業時間の短縮や休業の影響を大きく受けて前の年の同じ月に比べて39.6%減少し、調査開始以来、最大の下げ幅となりました。特にアルコール類を扱う店の落ち込みが大きく、パブ、ビアホールで95.9%、居酒屋で90.3%の減少となりました。ファミリーレストランは59.1%、ディナーレストランは84%、喫茶は72.4%と大幅な減少となった一方、ファストフードは「巣ごもり消費」で持ち帰りや宅配を利用する客を取り込んで15.6%の減少にとどまりました。

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