落ち込んだ消費に回復の兆しが出始めています。
データ分析会社のナウキャストとクレジットカード大手のJCBによりますと、カードの利用情報をもとに算出した先月後半の消費の動きを表す指数は、新型コロナウイルス感染拡大前の1月後半と比べて21.7%の下落でした。落ち込みが続いているものの、下落率が30.7%だった先月前半と比べると下げ幅は縮小していて、消費には改善の兆しが出ています。業種別では「旅行」や「宿泊」などで落ち込みが大きい一方、巣ごもり消費で好調な「ネット通販」「酒屋」は消費が増えているということです。
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