膵臓がん治療薬が6年ぶり承認 保険適用の対象に[2020/06/26 17:30]

 膵臓(すいぞう)がん治療の新たな薬が6年ぶりに販売されます。

 フランスの製薬会社「セルヴィエ社」が開発した治療薬は、すでにある抗がん剤が効かなくなった場合に次の段階の治療薬として使われます。国際的な治験で生存率向上が示され、今年3月に厚生労働省が承認して保険適用の対象になりました。使用に際しては医師との慎重な相談が必要だということです。膵臓がんの新しい治療薬が販売されるのは約6年ぶりです。膵臓がんは5年生存率が9%ほどで他のがんに比べて極端に低く、新たな治療方法の開発が進められてきました。

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