新型コロナ対策分科会 PCR等の検査「3分類」提示[2020/07/07 06:27]

 6日に開かれた政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会でPCRなどの検査について、専門家から対象を3つに分ける考え方が示されました。

 分科会の尾身会長は新型コロナウイルスの検査を広げるために、症状のある人や感染している可能性の高い人にはPCR検査などを徹底的に行う一方、症状がなく感染している可能性の低い人には簡便でコストの低い検査を行うべきだとする考え方を示しました。しかし、検査では誤った結果が出ることもあることから、感染している可能性の低い人への検査をどうするか国民的な合意を得る必要があるとしています。次回以降ではワクチンが開発された場合の予防接種の優先順位などについて議論が行われる見込みです。

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