新型コロナの影響で財政健全化の目標遠のく[2020/08/01 06:20]

 政府は2025年度の達成を目指している財政健全化の目標が大幅に遅れるとの見通しを示しました。

 政府は新型コロナウイルスの影響で税収が減っていることや2度の補正予算を組んだ結果、今年度の基礎的財政収支はマイナス12.8%の赤字になるとの見通しを示しました。政府は2025年度に財政健全化の目標を掲げていますが、この先、経済が順調に成長してもこれまで同様の歳出改革を行わなければ、目標の達成は2029年度まで遅れるとしています。一方、西村経済再生担当大臣は、デジタル化などで行政コストを削減することで2025年度の財政健全化の目標は引き続き堅持したいとの考えを示しました。

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