8月月例経済報告「持ち直しの動き」基調判断を維持[2020/08/27 23:32]

 政府は今月の景気について「持ち直しの動きがみられる」という判断を維持しました。

 月例経済報告は景気に関する政府の公式な認識を示すものです。今月の景気については「依然として厳しい状況にあるが、このところ持ち直しの動きがみられる」とし、先月の基調判断を維持しました。アメリカなどで日本車の販売台数が回復し始めたことで日本での生産や輸出が増加傾向にあるほか、エアコンやパソコンなどの家電の売り上げが去年に比べて増え、個人消費も「持ち直している」としました。景気の先行きについては新型コロナウイルスへの感染拡大への影響に十分注意する必要があるとしたうえで「持ち直しが続くことが期待される」としています。

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