国内初の「大学債」 東大が200億円調達目指す[2020/09/02 12:21]

 東京大学が国内で初めてとなる債券「大学債」を発行します。来月にも発行し、200億円の調達を目指します。

 東京大学・坂田一郎副学長:「リモートで授業や研究活動できる環境、先端的な研究設備や施設、そういったものに大きな投資も必要」
 東京大学の「大学債」は毎年、利息の支払いをしながら40年間で返済する条件で投資家から200億円を調達することを目指し、来月にも発行します。さらに今後10年で1000億円を調達したい考えです。国からの交付金が減るなか、自由な研究資金を確保します。国の規制緩和もあり、国立大学による債券の発行が今後、広がる可能性があります。

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