SBグループが英・アーム社の全株式売却を発表[2020/09/14 15:11]

 ソフトバンクグループは4年前に買収したイギリスの半導体開発会社「アーム」をアメリカの半導体大手「エヌビディア」に売却すると発表しました。

 ソフトバンクグループは4年前にアームを約3兆3000億円で買収しましたが、最大で400億ドル、約4兆2000億円で売却すると発表しました。取引が完了するのは2022年3月ごろの予定で、ソフトバンクグループは売却資金の一部をエヌビディア株で受け取り、約6.7%から8.1%を保有することになる見通しです。孫正義社長は「エヌビディアの主要株主として、アームの成功に投資していくことをうれしく思う」とコメントしています。ソフトバンクグループはこれまでにもアメリカの携帯電話会社「TモバイルUS」などの株式を売却し、財務の改善を図っています。

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