三井住友FG「情報銀行」へ 医療系IT企業を買収[2020/09/16 07:59]

 三井住友フィナンシャルグループは医療系ベンチャー企業を買収したと発表しました。通院や薬の使用のデータなどを預かる「情報銀行」を目指します。

 三井住友銀行を傘下に持つ三井住友フィナンシャルグループは、医療系のアプリ事業を手掛ける「プラスメディ」を買収して子会社にしたと発表しました。プラスメディはスマートフォンで通院の記録や処方箋(せん)の情報を管理できるアプリを開発しています。今後、三井住友フィナンシャルグループはこのサービスを通じて顧客の医療情報を預かる「情報銀行」としての業務を行います。将来的には集めた情報を匿名化して製薬会社の新しい薬の開発などに役立てたい考えです。

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