海洋放出27日にも決定 福島第一原発トリチウム水[2020/10/16 06:07]

 東京電力・福島第一原発の放射性物質「トリチウム」を含む水について、政府が27日にも「海洋放出」での処分を決定する方針であることが分かりました。

 福島第一原発にたまり続けるトリチウムなどを含む水は123万トンを超えています。2年後の夏にタンクが満杯になる予定であることから、政府は地元の自治体や農林水産関係者から意見を聞くなど処分方法を検討してきました。政府関係者によりますと、来週に一般からの意見を取りまとめて27日にも関係閣僚会議を開き、「海洋放出」での処分を正式に決定する方針だということです。海洋放出については全漁連が「風評被害の恐れがある」として「断固反対」としています。

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