コーヒー豆のかすでジャケット 脱臭効果や撥水性も[2020/10/19 12:17]

 コーヒーを入れた後に残るかすを有効活用したジャケットが発売されました。

 スペインのファッションブランド「ECOALF」が開発したのは、コーヒー豆のかすとリサイクルポリエステルを混ぜ合わせた特殊な生地でできたジャケットです。コーヒー豆による自然の脱臭効果や撥水(はっすい)性、耐水性もあるためアウトドアにも活用できるということです。全日本コーヒー協会の推計によりますと、コーヒー豆のかすは全国で年間30万トン以上に上り、その多くが廃棄されています。ECOALFはペットボトルやタイヤなどをリサイクルした生地を相次いで開発していて、販売元の三陽商会は「ブランドを通して気候変動への危機感を持ってほしい」としています。

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