経済

2020年10月26日 12:01

ANA 自然減や外部出向も検討 約3500人減少へ

2020年10月26日 12:01

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 ANAホールディングスが従業員を他の会社へ出向させることを検討し、定年退職などと合わせて2022年度までに3500人程度の人員の減少を見込んでいることが分かりました。

 関係者によりますと、ANAホールディングスは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で航空需要が大幅に低迷するなか、他の企業に従業員の出向を受け入れてもらうことも検討しています。定年退職や新規の採用を減らすことなどと合わせて2022年度までにグループ全体で3500人程度の人員減少を見込んでいます。また、保有している機体の数を減らすことなどで数千億円規模のコスト削減も行う方針です。ANAは27日、中間決算と合わせて一連の事業構造改革案を発表する予定です。

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