麻生大臣 給付金は消費よりも貯蓄に回ったとの認識[2020/10/27 20:02]

 麻生財務大臣は国民一律で10万円を給付した「特別定額給付金」を巡り、多くが貯蓄に回っているとの認識を改めて示しました。

 麻生財務大臣:「間違いなく預金に回ったことは確かです。あんたも10万円もらったわけだろ、必要もないのに、別に食うに困ってるわけじゃないんだからさ。もっと貧しい人に10万円が行っておけば、もっと全体には良かったんじゃないか」
 麻生大臣は特別定額給付金について、困っている人には生活安定の効果があったとしたうえで、国民一律に10万円ではなく、収入が大幅に減った世帯に限定して30万円を給付するという当初の案の方が望ましかったという認識を示しました。また、給付金によって5月から7月にかけて預金が平年と比べて3倍から4倍に増えているとし、消費に回らないと本来の目的を達成できないと述べました。

こちらも読まれています